親に言いたいことが言えないまま大人になったと感じた時に
親に言いたいことが言えないまま大人になったと感じた時に
ふとしたときに思うことがある。
「なんであのとき、ちゃんと言えなかったんだろう」って。
笑いながら会話してても、どこかで言葉を選びすぎてる感じがして。
無意識に、変なところでブレーキを踏んでる自分がいる。
自分にも、言えなかったことがある。
というか、ずっと言えないままにしてきたことが、何個かある。
「言っても、たぶん伝わらないだろうな」とか、
「今ここで言って空気が変になるのもな…」とか、いろんな理由をつけて、言わずに飲み込んできた。
そのときはそれが、自分なりの精一杯のやり方だったんだと思う。
傷つかないように、自分を守るために。
だから、それを「逃げだった」とは思わないようにしてる。
ただ、そうして言わなかった言葉って、時間がたつほどに
自分の中でどんどん重くなっていくというか、
何かの拍子に思い出しては、また黙ってしまう、みたいなことが続いてた。
そういうのって、放っておくとどこかで苦しくなる。
関係がどうこうってより、自分が自分に対して正直でいられなくなる気がして。
でも今なら、少しだけ言葉にできる気がすることもある。
別にきっちり話し合おうとか、全部伝えようとかじゃなくて、
「あのとき、実はちょっとつらかったんだよ」とか、
「ほんとは、ああ思ってたんだ」って、小さくつぶやくくらいでもいい。
言ったからといって、相手がすぐ変わるわけじゃないし、
受け止めてもらえるとも限らないけど、
それでも外に出すことで、少しだけ心の中の空気が動く感じがある。
そうやって、自分の感情を、自分の言葉で拾いなおしていく。
それができるのは、当時じゃなくて、今の自分だけなんだろうなと思ってる。
今日の教訓
気づかないふりをしてきた気持ちを、いまの自分が拾い直す。
言えなかった言葉を、まずは自分にだけでも伝えてみる。