子どもの将来が心配で口出ししすぎてしまう時の考え方

「宿題やった?」

またこの質問をしている自分に気づく。昨日も一昨日も同じことを聞いた。子どもが「うん」と答えても、なぜか素直に信じることができず「本当にやったの?」と念押ししてしまう。すると子どもの表情が曇り、「あー、またか」という顔をする。

つい心配になってしまう。この子は大丈夫だろうかと。授業についていけているか、友達関係はうまくいっているか、将来本当に一人で生きていけるのか。そんなことを考え始めると、不安は次から次へと湧いてくる。

ふと、自分の両親のことを思い出す。「あれはダメ、これもダメ」とよく注意された。当時の自分はどうだったかといえば、あまりに言われすぎて反発心が芽生えたり、親の目を盗んで行動したりしていた。今になって思えば、あの頃の親も同じように心配していたのだろう。

子どもには失敗をしてほしくない。それが親心というものだ。けれど、失敗から学ぶことの価値も理解している。自分自身、子どもの頃の小さな失敗や挫折が、今の自分を形作る大切な経験になっていることを実感している。

小言が口をついて出そうになった時、最近は少し立ち止まって考えるようにしている。「これは本当に子どものためになる言葉だろうか?それとも、自分の不安を和らげたいだけなのか?」と。正直に向き合ってみると、後者である場合が意外と多い。

子どもは大人が思っている以上に多くのことを理解している。親の不安な気持ちも、信頼されているかどうかも、きちんと感じ取っている。だからこそ、言葉よりも「あなたを信じているよ」という気持ちを、日常の中で自然に伝えていけたらいいのかもしれない。

親も子も、完璧である必要はない。お互いに試行錯誤しながら、適切な距離感を少しずつ見つけていけばいい。いつかこの子も、自分なりのペースで人生を歩んでいくのだから。

今日の教訓

何か言いたくなった時は、まず一呼吸置いてみる。
子どもを信じることを、少しずつ練習していこう。