「親のようにはなりたくない」と感じた時の整理の仕方
また同じことを言っている。親の口癖を聞いていて、ふと「ああ、こういうところが嫌だったんだ」と思った。
子どもの頃から何度も聞いてきた決まり文句。人を決めつけるような言い方。愚痴ばかりの会話。そういうのを見ていて、心の中で「自分は絶対にこうはならない」と誓っていた。
でも大人になってから、ふとした瞬間に自分の口から同じような言葉が出ることがある。そういう時、すごく嫌な気分になる。
「親のようにはなりたくない」って思うのは、別に親を否定したいわけじゃない。ただ、自分なりの生き方をしたいだけなんだ。親には親の事情があって、その時代なりの価値観があったんだろうとは思う。
でも、それとこれとは別だ。
自分が嫌だと思ったことは、繰り返したくない。自分が傷ついた言葉は、人に言いたくない。自分が「もっとこうだったらよかったのに」と思ったことは、できる範囲で実現してみたい。
そう考えると、「親のようにはなりたくない」という気持ちも、実は自分なりの指針になるのかもしれない。
例えば、親がよく人の悪口を言っていて、それが嫌だったなら、自分は人のいいところを見つけるようにしてみる。親が子どもの話を聞かないタイプだったなら、自分は相手の話をちゃんと聞くようにしてみる。
親を批判するためじゃなくて、自分がどう生きたいかを考えるきっかけとして使ってみる。
もちろん、親のいいところもたくさんあったはずだ。そういうところは素直に受け継いでいけばいい。全部を否定する必要はない。
ただ、自分が「これは違うな」と感じたことについては、自分なりのやり方を見つけていけばいい。それが自分らしさってことなのかもしれない。
親世代には親世代の常識があって、自分の世代には自分の世代の常識がある。時代も違うし、環境も違う。同じである必要はないんだ。
今日の教訓
親への複雑な気持ちも、結局は自分がどう生きたいかを考えるヒントにしていこう。反面教師でも、お手本でも、どちらでもいい。大切なのは、自分らしい道を歩んでいくこと。