友人から結婚の報告を受けた時、「おめでとう」と言いながら、心の中では複雑な気持ちになっている自分がいた。

嬉しい気持ちもある。でも、それと同時に、なんだかモヤモヤした感情も湧いてくる。なぜ素直に喜べないんだろう。そんな自分が嫌になって、さらに落ち込んでしまう。

相手は悪くない。むしろ、幸せになってくれて良かったと思っている。でも、その幸せと自分の現状を比較してしまう。同じ年齢なのに、自分はまだ恋人もいないし、将来の見通しも立っていない。

あの頃の自分は、他人の成功や幸せを素直に喜べない自分を責めていた。「心が狭い」「友達思いじゃない」そんな風に自分を責めて、さらに苦しくなっていた。

でも、そんな気持ちになるのは人間として自然なことなのかもしれない。完璧な人なんていないし、いつも他人のことを100%祝福できるわけじゃない。そんな感情を持つことは、決して悪いことじゃない。

大切なのは、その気持ちをどう扱うかということだと思う。嫉妬や焦りを感じても、それを相手にぶつけるわけじゃない。心の中で感じているだけなら、それは自分の正直な気持ちとして受け入れてもいいんじゃないだろうか。

時には、自分の気持ちを整理する時間が必要かもしれない。無理に笑顔を作って祝福するより、一度距離を置いて、自分の感情と向き合ってみる。

そうしているうちに、だんだんと相手の幸せを心から喜べるようになることもある。焦る必要はない。自分のペースで感情を処理していけばいい。

他人の幸せを素直に喜べない時があっても、それで自分を責める必要はない。そんな気持ちも含めて、人間らしさなんだと思う。

今日の教訓

完璧に祝福できない自分も、受け入れてあげられるようになりたい。