同僚から理不尽なことを言われた時、その場では何も言い返せなかった。

後になって、「あの時、こう言えばよかった」「なぜ黙っていたんだろう」と考えてしまう。家に帰ってからも、お風呂に入りながらも、布団に入ってからも、そのことが頭から離れない。

翌日になっても、まだそのやりとりを思い出している。「今度同じことがあったら、今度こそはちゃんと言い返そう」と思う。でも、いざという時になると、また同じように何も言えないのかもしれない。

なぜあの時言い返せなかったのか。驚いたから、混乱したから、相手との関係を悪くしたくなかったから。理由はいくつか思い浮かぶ。でも、どの理由も「言い訳」のように感じてしまう。

「もっと強くならなければ」と思う一方で、「言い返すことが本当に正しいのか」という疑問も湧いてくる。職場で感情的になることが、本当にいいことなのだろうか。

実際のところ、その場で言い返さなかったことで、大きなトラブルにならずに済んだのかもしれない。冷静でいられたから、後で改めて話し合う機会を作れるかもしれない。

言い返せなかった自分を責めるより、その時の状況を冷静に振り返ってみる。相手がなぜそんなことを言ったのか、自分に何ができるのか、これからどう対応すればいいのか。

強さには、いろんな形がある。言い返すことだけが強さではない。

今日の教訓

言い返せなかった自分を責めるのではなく、その時冷静でいられた自分を認めてみよう。強さには色々な形があり、感情的にならずに済んだことも一つの強さかもしれない。